「糖分が足りねェ!」
は呆れたように銀時を見た。
それも仕方がないことであろう。
なぜなら彼は今しがた板チョコをぺろりとたいらげてしまったばかりだからだ。
それも1枚や2枚ではないな…とは思った。
銀時はチョコの匂いの残っている銀紙をくしゃりと丸めてゴミ箱へと投げた。
それが無事筒の中に収まったのを見届けるとは溜息をつく。
「…糖尿病で死ぬよ」
もうとっくに糖尿病だからいいんです〜と銀時は口を尖らせた。
そして銀時は自分のデスクから立ち上がるとの隣にドサっと音をたてて乱暴に座った。
その衝撃でソファが少し沈む。
「いいもんがあんじゃねェの」
銀時はをじっと見る。
「糖尿病にはならずに済む…だけど甘ェもんがよォ」
銀時の目に光が宿った。ニヤリ。笑う。
そこでやっとは己の危険に気付き身を引いたがすでに遅く銀時の手はの顎に添えられていた。
そして深く口付けられる。
「ちょっと待っ!銀さ…んっ」
「…イタダキマス」
(2004.11.28. 何だコレ!)
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