「ひじかたさん」

「あ?」

「あたしとマヨネーズ、どっちがすきですか」












マヨネーズ物語















こいつは時々変なことを言う。
しかも唐突に、だ。
俺は一瞬、土方スペシャルを作る手を止めた。
「答えてください」
の目は真剣だ。
「そりゃーお前…に決まってんだろーが」
第一比べる次元が違いすぎる…。
確かにマヨネーズは好きだが守りたいとは思わねぇ。
でもは命を懸けてでも守りたいと思う。
「じゃあその土方スペシャルやめてください」
がにっこり笑う。
「え…」
「あたしのほうが好きって言ってくれたのに!」
ひどい!とはわざとらしく泣きまねをする。
「いやいやいやいや、それとこれとは話が違…」
「違うくないです」
俺が言うのを遮ってがきっぱりと言った。
「マヨネーズは高カロリー高コレステロールですよ」
「何が言いたい」
「10年後には恐ろしいことに…!」
いやだ!土方さんの太った姿なんて想像したくない!と大袈裟に言う
「土方さんが太ったら、あたし別れますよ!」
衝撃。
いや、それにまず俺も太りたくない。
それから俺はマヨネーズの摂取量を減らすことにした。
(ゼロになんてできるわけがない)







「土方さん、何ですかそれは」
「土方スペシャルハーフだ」
「…何も変わってないじゃないですか!」
「いや、よく見ろ!マヨネーズの量が半分に…!」
「土方さんの馬鹿ー!!」
「ちょ…!」




(2006.1.12 意味わからん馬鹿なおはなしが書きたかっただけ!)

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